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再起を誓う

さて、いよいよ最終回!!。結構長かったなぁ。
今回も妄想全開で!よろしくっ!



城の中はパニックである。

建国の記念式典の途中に見世物のモンスターが暴れだし、

獣人まで攻めてきた、しかも炎を吐く異形のモンスターまで引き連れて来ているのである。


しかし、アルデナード随一と言われた軍事国家である、着々と体勢を立て直しつつあるようだ。


市街へと向かう武装した兵士たちとは逆向きに城の内部へと進む兵士がいる。

怪我をしているのだろうか、足元には血糊がぽたぽたとたれている。


兵士「おい、大丈夫か?」

大柄な兵士が訪ねた。手には大きな斧を持っている。

兵士「ああ、大丈夫だ。」

兵士「そうか、もう少し奥に行けば救護所がある。そこまで行けるか?」

兵士は心配そうに顔を覗き込む。


怪我をしたほうの兵士は軽く顔をそむけ、

兵士「ああ、なんとかたどり着いて見せるさ。それより市街が大変な事になっている。俺の分まで頼んだぞ」


兵士「おう!任せとけ!獣人どももモンスターもこの斧のさびにしてくれる!お前もがんばれよ・・死ぬなよ」


そう言い残して斧使いは戦場に向かっていった。


後に残された兵士2人

シーザー「危ない所でしたね」

レオ「ああ、だがついてる。真面目な兵士でよかった」

ホッとした様子の2人。更に城の内部へと歩を進める。




街中では依然、戦闘が続いている。

戦闘区域から少し離れた高台から眺めている4つの影。


サキ「・・・ねぇ、これって陽動なんだよね?」

次々と上がる火の手を見てサキが不安そうにつぶやく。

モリス「何言ってんの。すぐ陽動だとばれちゃったら意味ない・・」

どどーーーーーーん!!

大きく上がる火の手を見てモリスも言葉に詰まり、そばにいるシーザーに尋ねる

モリス「おっさんよう、ちょっと派手過ぎやしないか?」


バード「むう・・・何かがおかしい・・・」


メイト「かなり本気で攻めてる感じだよね・・ほら」

メイトの指差すほうを一斉に見る一同。

そこには例の異形が城門を破り一気になだれ込んでくる所であった。




城の再深部、王の間の前である。

戦時には会議室になる為か、他国に比べて装飾は少なくなっている。


シーザー「これで、王を確保できればこの戦いも終わりですね。」

レオ「ああ、王を確保し、全面降伏させればすべて終了だ。
   だが、思ったより外の被害は多そうだ。急がないと!」

王の間の扉に駆け寄り中の様子を伺う。

中からは物音はしない。


レオ「よし、行くぞ!」

傍のシーザーに合図をし、一気に中に踏み込むと、そこにはヴィクターが1人で佇んでいた。


ヴィクター「遅かったな。残念ながら王はここにはいない様だ。」

ゆっくりとこちらを向きながら続ける。

ヴィクター「ふむ、こうなると王は謁見の間か、先に向かってくれ。」


レオ「仕方がないですね・・・」

と、踵を返そうとした時「におい」が鼻をついた。嗅ぎ慣れた、が、決して慣れてはいけない類の匂い。

きっ!と、ヴィクターの足元を見る。
そこにはつーーーーっと赤い筋が王が通常すわっている座から流れてきている。

シーザー「???」
状況の異常に気づいたシーザーが王座にかけよる。
それを制するヴィクター。

ヴィクター「聞こえなかったのか?謁見の間に行けと言っているのだ」

ヴィクターにより、確認はできないが後ろの血は・・おそらく。

レオ「どういうことですか?その後ろにあるものは、まさか・・・アラミゴ王・・・」

レオの表情に焦りとも戸惑いとも取れる表情が浮かぶ。

「ちっ」という表情とともにヴィクターが口を開いた。

ヴィクター「・・・いかにも。アラミゴ王だが、何か問題でも?」

レオ「作戦を確認させてください。陽動作戦の後、アラミゴ王を捕らえて
   降伏勧告のはずだったのでは?」

カッ コッ カッ コッ と、ヴィクターの靴音があたりに響きわたる。
レオのそばに寄ってきた。

ヴィクター「レオ君、実を言うとな・・・この作戦は当初からこうなる予定だったのだよ」

レオ&シーザー「な!」

驚くレオとシーザーを尻目にやれやれといった表情のヴィクター。

ヴィクター「無論、君達は作戦通りに動いてくれて感謝している、獣人に宝玉が渡たりあの化け物も召喚でき、
      協力も取りつけられた。おかげで、無事に作戦が完遂できつつある・・・。」

ポンとレオの肩に手を置くヴィクター、そのままゆっくりとと入り口の方に歩いていく。

レオ「ふ、ふざけるな!!。この方法が最も被害が少ないからと実行に
   移された戦いではなかったのか?そういわれたからこそ俺は・・・」

激高するレオに対して

ヴィクター「ふむ・・やはり、甘い。その程度の認識で戦争ができると?」
ヴィクターは入り口まで来ている。

ヴィクター「さて・・・、まあ、なんだ、仕事内容の好き嫌いはともかく、わがガレマール軍人として
      最後まで作戦遂行に役立ってもらわないとな」

そういうが早いか、扉の向こうに消えるヴィクター。
はっとして追いかける2人だが、扉は固く閉ざされて開かなくなってしまっていた。

シーザー「どういうことでしょう?」
レオ「まさかと思うが・・・はめられたか!?」

時を置かずして、どやどやと上がってくる集団の靴音。
バン!と扉が開けられた。

警備兵「なんだ!おまえたちは!!!」
いっせいに部屋になだれ込む警備兵は5人
警備兵「王!!ま、まさかおまえたち!」

どうも話が通じるように見えない様子ではない、

レオ「ちっ!にげるぞ!!」
シーザー「その方がよさそうですね」

2人でいっせいに先頭の警備兵に飛びかかり、打ち倒した。
が、あとの4人に応戦され、4対2となってしまった。
王の間はほかに出入り口も窓もなく、逃げ場がない。
徐々に追い詰められ、深手を負わされた2人。

レオ「まずいなこれは。」

出血が激しい左腕を押さえながらレオがこぼす。

シーザー「ですね。ここは王殺しの下手人としてひっとらえられる運命ですかね?」

既に魔法用の杖は破壊され、今は短剣に持ち替えているシーザーが答える。

レオ「それだけは納得できんな、厳しいがここを脱出して
   ヴィクターをぶん殴ってやらないと気がすまない」

レオと、シーザーが最後の攻めに転じようとしたとき、
城全体が震えだした。

ゴアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!

聞きなれた異形の声が王の間内部まで響き渡る。
警備兵が浮き足立つとともに、大柄のルガディンが部屋になだれ込んできた。

大剣の一振りで警備兵の一人をうちたおすと、
ルガディンの脇から炎の塊が警備兵に向かって飛んでいった。

レオ「お前達!」




城には異形がとりつき、もう既にあちらこちらを破壊している。
さらに動いているものといえば、獣人軍の者達ばかりであった。

アルデナード随一の城塞都市と呼ばれたアラミゴであったが、
各所から煙があがり、完全に陥落したことを示している。

アラミゴから少し離れた陸の上にバードとモリスに支えられながら立ち尽くす
レオとシーザー。

獣人たちの攻撃が余りに度を越していた事、異形が城に取り付きだした事、
さらにはアラミゴの指揮が乱れ出した事から異常に気づき、
バードとメイトが城に向かったということらしい。

レオ「くっっっっそ!!、なんてこった!!被害を最小限にとどめる為じゃなかったのか!
   これじゃあ、殲滅じゃないか!俺は、何のために!」
アラミゴの惨事を目の当たりにし、レオが拳を握る。




少年「やってくれたな・・・ガレマールめ。封印の一角が崩れた。古竜どもが暴れ出すぞ!」

遠くリムサロミンサの銃士は空を見上げ驚愕していた。
黒雲に火の玉が降ってくる。
銃士「な、なんだこれは・・・」
銃士


さらに沖合では巨大な竜が雄叫びをあげ、
古竜


さらに漁師達からは海の中に巨大なモンスターを見たとの報告が相次いだ。
古竜2



1年後・・・
カッ コッ カッ コッ
冒険者らしい靴音が冒険者ギルド内に響く。


ルガディンのギルド員がその姿を見つけて声をかける。
ギルド員「よお、来たな。仕事ならたんまりあるぞ。」

ヒューラン「ああ、そうだな。」
ギルド員と、冒険者の間にプレートが並べられている。
guild1


ステンドグラス調で、イラストが描かれている。
これが、ギルドリーヴの依頼書となる。
guild2


ヒューラン「これにするか。」

ギルド員「お、それは少しランクが高いぞ!。地方の村からの依頼だから
     内容の割には報酬が少ないので、誰もやりたがらなかったのだが。
     やってくれるのならば俺も助かる」

冒険者は無言でプレートを受け取り、出口へと向かう。
途中、犯罪者の手配書を見かけ
wanted
【手配書】罪状:アラミゴ王暗殺 Dead or Alive

苦笑いしながら外にでていった。


外にはルガディンとミコッテが待っていた。

ルガディン「決まったか」

ギルドリーブのプレートをひらひらさせながらヒューランが答える

ヒューラン「ああ、行こうか。」

白髪のミコッテが覗き込む

ミコッテ「どれどれ?ええーーまたこんなのを受けて。
     もうーしょうがないなー レオは」
     
ルガディン「こら」
あわてたようにルガディンがミコッテをたしなめる。

ヒューラン「はは、まあいいさ。その為に眼帯を外し、髪の色も変えたんだ
      おかげで見つかることもない。
      俺はこの国でいちからやり直す
      そしていつの日か、アラミゴを立て直すぞ!
      それが俺にできるせめてもの償いだ。」
レオ



ふぃーーーーー。
完全妄想物語これにてひとまず終了でございます。
長い間お付き合いいただきましてありがとうございました。


少し心残りなのが、他のキャラがほとんど動いてませんねw
サイドストーリーとかで、動かしてやってみたいです。
レオの変装の経緯とか、例のへんな組織の少年とか、ヴィクターの考えとか
バードの料理とか、いろいろw

それでは、また。
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コメント

非公開コメント

No title

一番最初に出てきたあのヒューランとレオをくっつけるとは!
その展開は想像してなかったですよ~っ。
ミコッテやエレゼンも好きなのですがヒューラン好きとしてはたまらない物語でした!
レオをいっぱいありがとうございましたぁ~~(*´Д`*)

そして、連載お疲れさまでした!
最近夜のぱぱがいつもよりちょっとおとなしいなぁと思ってたのは
物語をねりねりしていたからなんですね~。
最近は、二日酔いやらママの風邪とかで大変っぽかったので
ゆっくり体を労ってくださいまし~。
元気が出たらまたついったぁでいっぱいつぶやいて下さいねっ(´∇`)

No title

妄想ストーリー楽しいです。

自作も楽しみです。

No title

あのヒュームがレオだと(;゜ロ゜)

いやぁ楽しく読ませて頂きました。
バードの番外編に期待(´∀`)w

Re: No title

ありがとうございます。
途中から最初のヒューランとつなげれば面白いかな~?
と思ってやってみたら、案外素直にいきました。
書いてて面白かったですよ。
ネタさんきゅーでした。
そして、これからも色々つぶやいていくのでよろしくです。


> 一番最初に出てきたあのヒューランとレオをくっつけるとは!
> その展開は想像してなかったですよ~っ。
> ミコッテやエレゼンも好きなのですがヒューラン好きとしてはたまらない物語でした!
> レオをいっぱいありがとうございましたぁ~~(*´Д`*)
>
> そして、連載お疲れさまでした!
> 最近夜のぱぱがいつもよりちょっとおとなしいなぁと思ってたのは
> 物語をねりねりしていたからなんですね~。
> 最近は、二日酔いやらママの風邪とかで大変っぽかったので
> ゆっくり体を労ってくださいまし~。
> 元気が出たらまたついったぁでいっぱいつぶやいて下さいねっ(´∇`)

Re: No title

こっちも書いてて楽しかったです。
さぁて、次は何かこうかな?w

> 妄想ストーリー楽しいです。
>
> 自作も楽しみです。

Re: No title

バードですかw。
リムサロミンサの調理師ギルドで修行するバードの姿がががw

> あのヒュームがレオだと(;゜ロ゜)
>
> いやぁ楽しく読ませて頂きました。
> バードの番外編に期待(´∀`)w
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Author:Aizaks
FF14プレイ日記?
ですがリアル業務が忙しくて時々しかでない体になってしまいました。
まぁ、のんびりお付き合いください。
Twitterやってるよ:Aizaksでよろしゅう。

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