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涙・・・

んでは、再開です。


辛くも4匹のアーリマンを退けたものの、
ベティーのダメージは思ったより深かった。
アーリマンに飛ばされた際、
その牙によるダメージも受けていた様だ。
今は手当を受け、ベッドの上で上体を起こし座っている。

ベティー「やられましたわ。あんな目玉オバケごときに・・
そういえばチロルは?」

周囲に弟がいない事に気づきチロルが尋ねた。

ティナナ「そういえば、いませんね。
     探してきましょうか?」

腰を浮かせたティナナを手で制し、

クラム「探してこよう。ここにいてやってくれ。」

ドアから出ていった。




出て行くクラムを見送って
ベティー「クラムさんはお強いですわね。」

ため息をつくようにベティーはつぶやいた。

ティナナ「そうですね。結構戦いなれている様子でした。
     きっと経験も豊富なのでしょう」

ベティー「私とは違いますわね」

ベティーが寂しそうに言う。

ティナナ「そんなこと・・。ベティーさんも強いですよ。
     この家の事からチロルさんの事、
     いろいろ背負ってらっしゃるのに。
     先ほどもチロルさんをかばって勇敢に戦って・・」

ティナナは驚いた。
ベティーの両目から大粒の涙がこぼれている。
その両手はぎゅっとベッドのシーツをつかんでいる。

ベティー「わたくし、そんなに強くないですわ・・・、
     さっきのも必死で・・・
     クラムさんがいなかったら・・・
     どうなって・・・・・・。」

最後の方は声になっていなかった。
無理もない、急に責任ある立場になり、弱音を吐くことも出来ず
家と弟を守り続けてきたのだ。
くやしいのか、つらいのか、そんな感情が入り混じった中で
ベティーは泣き続けた。




庭にでたクラムは、さっきアーリマンを見つけたところに行ってみた。
チロルが練習をしている場所
果たしてそこにチロルはいた。
草が生えていないところに膝を抱えて座り込んでいる。

クラム「どうした?」

チロルはびくっ!となって、クラムを振り返った。
泣いていたようだ。

チロル「・・・守れなかった」
クラム「・・・」

続きを促すようにクラムはチロルのそばに座り無言のまま待つ

チロル「あれだけ、守る守る言っていたのに、誰も守れなかった
    お姉ちゃんを守るって言ってたのに・・・」

再び膝の間に顔をうずめて泣き出した。
しばしの沈黙が流れた。
先ほどまで戦闘していたのがうそのように辺りは静まり返っている。
クラムは天空の三日月をじっと眺めていた。

チロル「今のままじゃダメなんだよね。もっともっと強くならないと。
    それにはもっと修行を積んで・・・」

クラム「間に合わんな」

クラムは冷たく言い放った

チロル「え?、それどういうことさ?」

クラム「アーリマンの役割は基本的に偵察だ。
    あくまで可能性だが、偵察し、こちらの戦力を
    知った以上ここに蛮族が攻めてくる可能性は高い、
    それも早い段階に」

実際、蛮族が攻めてくる前にアーリマンが目撃された例は数多い、
何らかの協定の元動いているのだろうが・・・

チロル「ええ、それじゃ逃げるしかないの?」

クラム「逃げるわけには行かない・・・
    ベティーは今は動かせないからな」

実際その通りである。
思ったより傷は深く、今動かすと致命傷になる。

チロル「・・・・・・そっか、そうなのか・・・・・・」
再び沈黙。風に生ぬるいものが流れ出した感じがした。
決心したようにクラムを見る。
今までになく、瞳の力が強い。

チロル「クラムさん、お願いがあります。」




明け方前、まだ日は昇っておらず、朝の気配がする程度である。
いつもなら、鳥の声がしだすのに今日に限って全くしてこない。
がさがさ!
茂みの中から、4体の巨大なモンスターが現れた!
大きな角を持ち、力はいかにも強そうだ。
アーリマン2体に引き連れられるように、計6体の
モンスターはベティー家に進んでいく。
ベティー家の門は開放されており、
中へと通ずる扉も開いたままである。
「?」
不審に思ったアーリマンはとりあえず1体だけを
屋敷に向かわせた。
一直線に入り口に向かうモンスター

入り口付近についたとたん一斉に大量の矢が放たれ
【リプレニッシュ】、
モンスターが音を立てて倒れた。
アーリマンは大きな目を更に見開き、
間髪おかず一気に攻め込む戦略をとった。
【リプレニッシュ】再使用までは時間があるはずだ、
再使用が可能になれば、また矢で倒されるだけだ!!
残る3体が地響きをたてて一気に攻め込んでくる。
案の定、矢が一斉に飛んでくることはない。
ザシュ!
ハルバードが先頭のモンスターの頭部に突き刺さる!
間髪おかずクラムが切りつけさらに1体が倒れた。
残る2体がクラムに襲い掛かる。
ヒューー!と音がすると、
モンスターが一斉に音の方を向いた【口笛】
そこには戦闘体制を取ったチロルが待ち構えていた。
チロル「さあこい!」
襲い掛かるモンスターの攻撃を体を揺らしてかわす。
【フェザーステップ】
チロルへの攻撃を失敗し、体勢を崩したモンスターに
ティナナの【足払い】、クラムの【レッドロータス】が襲いかかる
もう1体はまだチロルが踏ん張っている。
【口笛】を吹きながらモンスターの注意をひきつつ、
受けたダメージは【チャクラ】で回復している。
1体を倒したクラムとティナナはもう1体に攻め込む
クラム「やるじゃないかチロル!」
チロル「えへへ。ひきつけるから攻撃をどんどん加えて!」




数時間前
ベティーの休む寝室で、チロル、ベティー、ティナナ、クラムが
集まっている。

ベティー「チロル、あなた・・・」

チロル「いいでしょ?
    お姉ちゃん。ここで迎え撃たないとダメなんだ。
    幸い、ディフェンスだけはティナナさんの
    折り紙つきだし、僕がひきつけてティナナさんとクラムさん
    に倒してもらう」

心配そうな姉の目をまっすぐに見つめて、チロルが提案する。

クラム「話を聞いたが、別段無理な話ではない。
    向こうが予想外の戦力で来ない限りはな。」

クラムが助け舟を出す。

ベティー「ティナナさん、どうおもいます?」

ティナナは少し小首をかしげるように考えて・・

ティナナ「悪くはないと思います。
     ただ、初回に私が弓で攻撃します。
     向こうが警戒してくれればそれでよし、
     一気に攻めてくるような頭の悪いやつらでしたら
     槍をもって戦闘に参加します。」

ベティーははぁ、とため息をつきながら。

ベティー「ごめんなさいね、チロルに無理をさせちゃって・・・。
     いいわ、あなたの思うようにやって御覧なさい。
     もしものときはお姉ちゃんも戦うから。」

ガッツポーズをしながら気丈に振舞う姉に、

チロル「うん、大丈夫だよ。みんながいるもん!」




どどーーーん。最後の1体が倒された。

クラム「チロルおつかれさん、よくがんばったな。
    にしてもオーガとは・・・こんなのまで操るとはな」

茂みの中のアーリマンをにらみつけながら。
ゆっくりとそちらに歩を進める・・・。

クラム「さて、ここから帰ってもらおうか。そしてもう来るな!」

剣を構えながらじりじりとアーリマンに近づく。

アーリマン「馬鹿め!!」

茂みの奥から更に5体のオーガが現れた!
一気に3人に攻め込んでいく。
予想外の戦力!!!



きょはここまで、
ぼっちゃんも、じょうちゃんも。続きは明日のおたのしみーー
次回。いよいよ最終回!!
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コメント

非公開コメント

No title

あやうく会社で泣きそうになっちゃったよぉ~
チロル可愛いくて愛おしいわぁ~(*^-^)

Re: No title

うひw楽しんでもらえてるようで幸いですw

> あやうく会社で泣きそうになっちゃったよぉ~
> チロル可愛いくて愛おしいわぁ~(*^-^)
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Author:Aizaks
FF14プレイ日記?
ですがリアル業務が忙しくて時々しかでない体になってしまいました。
まぁ、のんびりお付き合いください。
Twitterやってるよ:Aizaksでよろしゅう。

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